第9話 「エンタープライズ」

 

あっ!と思った時には、艦内が眩しい光に包まれた。

気付くとワープは解除され、宇宙空間にポツンと漂うハヤブサ。

zelgadiss「ここは、どこだ?」

Mushi-Zono「ピカード艦長はDS9に行くって言ってたけど・・・」

Tomorrow「そんなもの50年以上前に解体処分されただろ」

mavis「あ、そうだっけ?」

gin「習ったろ!?」

Bed-Lam「・・・動いてる・・・」

Miya-No-Mori「もしかして、あそこに見えてる星の引力に・・・」

Mushi-Zono「みたい・・・」

zelgadiss「シールド貼らなきゃ!」

mavis「どどどどどれがシールド!?」

 

・・・U.S.S.エンタープライズ艦長、ジャン・リュック・ピカード・・・

Mushi-Zono「消してなかったのかよ!」

zelgadiss「いや違う!あれを見ろ!」

ビューワーにエンタープライズEが映し出された。

Miya-No-Mori「本物!?」

Tomorrow「んな訳ないよ!歴史上の人物だし、100年以上前に死んでる!」

gin「もしかして、そう言うプログラムなんじゃないのか?」

mavis「じゃあ、現実じゃないのか?」

Bed-Lam「・・・ホロ・デッキ・・・」

Mushi-Zono「そう思ったんだけど、重力子の反応が違うんだよ」

 

・・・何かトラブルですか?・・・

zelgadiss「取り合えず返答しなくちゃ!」

mavis「そ、そうだな・・・」

Tomorrow「詳しい事情は後から説明します。助けて下さい!」

ハヤブサはトラクター・ビームでエンタープライズに格納された。

 

つづく