第11話 「これから」

 

「その白いリボンとは、ヴォイジャーがデルタ宇宙域へ飛ばされた変動波では?」

「しかし、管理者とやらはもう存在しないはず・・・」

「タイム・スリップしたと言うことは別のモノと考えられます。」

「ディアナ・・・」

「彼らは嘘は言っていません。」

「ふむ・・・お待たせしました・・・」

 

mavis「これから、どうなるんでしょう?」

Mushi-Zono「26世紀に帰れるんでしょうか?」

「今は何とも言えません。全力で調査します。」

Tomorrow「出来れば、お手伝いしたいのですが・・・」

「いえ、時間規則に反する可能性がありますから・・・

 部屋を用意しますので、そちらでお休み下さい。ライカー、ご案内して・・・」

 

・・・3日後・・・

 

gin「これじゃあ監禁じゃないか!」

Miya-No-Mori「一切、部屋から出られないし、クルーと話すことも禁止なんて・・・」

zelgadiss「時間規則のことは習ったろ・・・」

mavis「へたなこと言うと、俺達が存在しない可能性もあるんだ・・・」

Mushi-Zono「レプリケーター使い放題ってのはいいけど・・・」

Bed-Lam「・・・うどん、食べたい・・・」

Tomorrow「本物のな・・・」

 

・・・ツピ・・・

gin「どうぞ!」

ライカー副長だった。

Miya-No-Mori「何か解ったんですか!?」

「いえ・・・残念ながら・・・

 気晴らしにホロデッキでも如何ですか?旧式でしょうが・・・」

zelgadiss「ええ、有難うございます。」

mavis「もし・・・このまま戻れなかったら、どうなると思いますか?」

「艦に残って頂くわけにも行かず・・・

 DNAや名前を調べた所、皆さんの先祖は地球にいらっしゃいます。

 万が一の接触を考えると、他の星へ降りていただくしか・・・」

Mushi-Zono「そ、そんな・・・」

 

つづく