第6話 「ごっこ」

 

mavis「本当にバレないのか?」

Tomorrow「あぁ、多分な・・・」

Mushi-Zono「しっかし、デカイな・・・」

Tomorrow「さすがにヤマト宅急便で届いた時は驚いたよ」

zelgadiss「マジかよ!?」

 

Mushi-Zono「これ・・・飛べるんだよね?」

zelgadiss「でも、申請して許可がないと駄目なんだろ?」

Bed-Lam「・・・飛びたい・・・」

mavis「Bed-Lamが喋ったの久々に聞いたぞ!」

Miya-No-Mori「こんな山の中なら少し位、バレないんじゃない?」

Tomorrow「燃料は入ってるよ」

mavis「ちょっとだけ飛んでみようか?」

zelgadiss「だれが操縦するんだよ?」

Miya-No-Mori「限定解除持ってるのはMushi-Zonoだけよ」

 

Mushi-Zono「じゃあ俺がパイロット!任せなさい!」

zelgadiss「さぞかし回りが熱くなる操縦なんだろうな・・・」

Tomorrow「機関部は任せろ」

Miya-No-Mori「私、医療主任がいい!」

zelgadiss「艦長は俺しか・・・」

一同「許さん!」

Mushi-Zono「艦長なんていらないよ・・・zelgadissは7of9!」

zelgadiss「天体観測ラボも無いのにかよ!いいよ、戦術士官で!」

Bed-Lam「・・・通信・・・」

一同「無口なのにかよっ!」

mavis「ってことは、俺は・・・保安主任?」

一同激しく頷く。

 

まるで時代劇のスタートレックごっこだ。

22世紀に惑星連邦・宇宙艦隊が出来たものの、25世紀に20年続いた宇宙大戦で多くの異星人が犠牲になり、今は各母性を守る程度。

惑星連邦は天下りの温床に成り下がり、宇宙艦隊も異星間の治安をなんとか守る程度だ。

 

つづく